GPSS 東京大学 THE UNIVERSITY OF TOKYO English
About Us

沿革

地球の持続可能性が憂慮されるようになったのは、今に始まったことではありません。何十年も前から、地球環境問題や資源枯渇、人々の間の格差などが指摘されてきました。東京大学ではこの重要な問題に取り組むため、1990年代から活動を始めました。特に、サステイナビリティ学連携研究機構 (IR3S) に続いてサステイナビリティ学教育プログラム(GPSS) が創設されて以来、本学は大学の枠を超えた連携によるサステイナビリティ研究の進歩と研究成果の実務への適用を図っており、この分野を先導する大学として広く認められています。

2012年から2024年まで、GPSSは幅広い知識、高度な専門性、高い倫理観を併せ持った人材、すなわち、次世代の「グローバルリーダー」を育成することを目的に「サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム」(GPSS-GLI) を開設しました。

さらに、2024年4月からは、カリキュラムを再編成し、世界の最新研究動向に照準を合わせた「サステイナビリティ学大学院プログラム」(GPSS) を開設しています。

1996 「人間地球圏の存続を求める大学間国際学術協力」(AGS) 設立
2000 「国際交流を通じたサステイナビリティ教育」(YES) 開始
2004 「サステイナビリティ短期集中プログラム」(IPoS) 開始
2005 東京大学初の研究機構として「サステイナビリティ学連携研究機構」 (IR3S) 創設
「国際研究型大学連合」(IARU) 設立
2006 「地球持続戦略イニシアティブ」(TIGS) 設立
2007 東京大学大学院新領域創成科学研究科 (GSFS) にサステイナビリティ学教育プログラム (GPSS) 発足。環境学研究系の6専攻(環境システム学、人間環境学、国際協力学、海洋技術環境学、自然環境学、社会文化環境学)が連携して運営。
国際学術誌「Sustainability Science」(英文) 創刊 (Springer社)
2008 「アジア環境リーダー育成プログラム」 (APIEL) 開始
2009 IR3Sの主催で第1回サステイナビリティ学国際会議 (ICSS) を開催。
2010 サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム (SSC) 設立 (http://ssc-g.net)
2012 国際サステイナビリティ学会 (ISSS) 設立 (https://ifi.u-tokyo.ac.jp/isss/about/index.html)
GPSS-GLI 発足
2022 大学院新領域創成科学研究科附属サステイナブル社会デザインセンター発足同センターの下にGPSS-GLIが置かれた
2024 サステイナビリティ学大学院プログラム (GPSS) 発足